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光と影の回転ランタン / Shadow revolving Lantern

・タイトル_光と影の回転ランタン / Shadow revolving Lantern

・WS作成者_中西信洋   

・WS作成年_2016

・所用時間_4〜5時間                                                                                       

・予算_一人当たりの目安 3000〜3500円

インク赤青黄緑(各372円)、アクリルサインホルダー(400円)、クリア白熱電球E17(300円)、電球ソケットコードセット900円、その他100円ショップなどで購入

 

 

 

・内容_

このワークショップは考案者のLayer Drawing-lanternという写真用いた回転灯篭構造の作品から派生したものである。

白熱電球から発する熱によって発生する上昇気流を利用して羽根を回転させ、筒状の透明フィルムに描いたり、貼り付けたりした模様を影として壁面に映し出す。筒状の灯篭に様々な素材を使ってコラージュをすると同時に回転しながら映し出される影を工夫することで、光と影の動く立体作品をつくる。

・ポイント_

1_真鍮板を使ってはねを作ることで半田付けや簡単な金属加工を体験する。

2_筒状のフィルムにインクを使って描いたり、セロハンや紙、アルミホイルなどを貼り付けたりすることで身の回りにある素材を利用してできる色や形態の面白さを体験する。

3_壁面に映る影をより立体的にするにはどのような素材と色味の組み合わせがよいかを工夫する。

・使う道具_、ハンダごて、カッター、定規、コンパス、はさみ、電動ドリル、ドライバー、ペンチ、

・使う材料_厚さ0.2mmの真鍮板(直径80mmの円を1枚、幅5mm長さ260mmの帯状の部材1枚を切り出せるサイズ)、ハンダ(真鍮用、ヤニ入り)、ボールペン先(ボールペンのペン先のみを切り取りアルコールなどで洗浄しておく。回転灯灯篭の中心部の軸先の抵抗を極力少なくするため)、木板材(台、高さ調整用/80mm)、木角材(台、高さ調整用/長さ40mm高さ30mm)、電気コード結線キャップ(回転灯篭の中心部分に中心軸の受けとして取り付けるため)、直径1mmのステンレス棒(一人当たり20〜30cm、中心の軸を作るため)、インクジェットプリント用透明フィルム2枚(12cm×25.5cm、一枚は練習用、もう一枚は予備)、両面テープ(5mm幅)、白熱クリア電球(100w口金E17)、E電球ソケットコンセント付き(口金E17、ホームセンターなどで購入可能)、スプレーのり、スティックのり、アクリルサインホルダー(喫茶店のメニューなどに使われるアクリル製のスタンド、3mm厚30cm×12cm幅)、セロハン、インク、マジック、色紙、トレーシングペーパー、銀紙などその他100円ショップなどで手に入る材料をアレンジするとよい。

・プロセス_

1_真鍮羽根の制作1/真鍮の板にコンパスと定規、マジックで直径8cmの円と幅5mmで長さ26cmの帯を描き、ハサミを使って切り出す。8cmの円の内側にカッターを使って羽の形状を切り出す。

外周に取り付ける帯は少し長めに切り出してあるので、外周にハンダづけした後に適切な長さカットする。

2_真鍮羽根の制作2/真鍮羽の中心部分に穴を開け、電気コード結線キャップの円筒部分のみをカットしたものを取り付ける(重心をしっかりと出しておく)

3_木製台、中心軸の制作/80mm角の板材に高さ30mmの角材を取り付け、裏側からビスでとめる。その時に板材と角材の間に曲げたステンレス棒をハサミこむようにするとビスの力で固定できる。

電球の中心部に先端が来るようステンレス棒を曲げて、先端にボールペン先を差し込む。

4_フィルムの制作/インクジェットプリント用透明フィルム(12cm×25.5cm)にインクで模様を描いたり、セロハンや紙やアルミホイルなどを貼り付たりすることで、フィルム部分を描く。作業は筒にしてからでも平面のまま作業を行ってもよい。

5_真鍮の羽の帯部分に両面テープを使って貼り付け、電球の熱で回転させてみる。影の出来具合を確認する。

6_スクリーンの制作/アクリルサインホルダーの間にトレーシングペーパーを挟み込んで、回転灯篭の前に立てることで光源が直接目に入ることを防止し、影が写り込むスクリーンの役割を果たす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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