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積層立体(シナベニヤ積層)/ Layer wood
・タイトル_積層立体(シナベニヤ積層)/ Layer wood
・WS作成者_中西信洋
・WS作成年_2016
・所用時間_12〜15時間
・予算_一人当たりの目安 800円(Fクランプなどは100均などでも手に入る)
・内容_
このワークショップは4mm厚のシナベニヤを積層し表面を磨きあげることで、シナベニヤの木目を生かした立体物を制作する。内部空間を作ることで容器としての機能を持たせ、外と内との関係性を意識させる。イメージした立体物の3面図から立体に起こすことで、「平面図形から立体へ」の変化を学び、切り出し、パテ埋め、磨き、ツヤ出しなど様々な立体制作に伴う作業工程を体験する。
・ポイント_
1_透視図-平面図-立体制作のプロセスをたどることで計画的な立体制作のプロセスを学ぶ
2_内部に空間を作ることで内部と外部の関係性を考え、無駄の少ない材料の取り方を考える。
3_木工機械の使い方、接着、磨き、パテ埋めなどの木工のプロセスを学ぶ。
4_磨きによる触覚的な作業を通じて表面の変化を体験する。
・使う道具_コンタマシン、糸鋸、ベルトサンダー、金ヤスリ、サンドペーパー、Fクランプ、
・使う材料_4mmマス方眼紙、4mm厚シナベニヤ、木工用ボンド、ウレタンニス、木工パテ
・プロセス_
1_全体のイメージをつかむため、透視図にてドローイングを描く。それを4mmマスの方眼紙をつかって、正面、側面と上面の三面図を描く。図面上で4mm厚の部材ごとに番号を振っておく。
2_三面図を元にカーボン紙を使って、シナベニヤを切り出す形状をトレースしていく。
3_コンタマシンや糸鋸で部材を切り出す。切り出した部材には図面に対応した番号を書き込んでおく。
4_容器のフタとなる部分で分割し、クランプで積層された板材を密着させながら接着していく。
5_ベルトサンダー、ヤスリ、サンドペーパーなどで磨き上げていく。#80-#400番くらいまで。
6_必要に応じてウレタンニス、オイルなどを塗ってツヤを調整する。